ホームレス問題解決に新たな一手 タイニーホーム

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【8月15日 CNT】ロスサントス市オートピアパークウェイの駐車場に秋頃、プレハブ住宅が並ぶコミュニティーが建設予定だ。この小さなプレハブ住宅郡はタイニーホームと呼ばれ、ホームレスの人々の救済に活用される。ロスサントス市ではホームレス人口がリバティー市に次ぐ全米2位の規模となっており長年の課題として扱われてきたが、この問題に終止符を打つ新たな一手として注目されている。

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(写真:タイニーホームが建設されるオートピアパークウェイ駐車場)

タイニーホーム計画の責任者を務める、NGO団体のマーク・ケネディ氏(54)によると、入居者には3食の食事、医療・セラピー等のサービスを提供予定だ、3ヶ月の滞在期間を設け社会復帰の後押しするとのこと、また状況に応じ滞在期間は延長更新ができる。またマーク氏は「この計画に協力してくれたロスサントス市をはじめ全ての方々にお礼を申し上げたい。いずれロスサントス市だけではなく全米の各地にこの活動を波及させたい。全てのホームレスの方が幸せに生きられることを願っている」と語った。

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(写真:取材に応じるNGO団体 マーク・ケネディ氏)

一方でULSA大学のホームレス問題に詳しい専門家は「今回の取り組みは、ホームレス問題の解決に向けて重要なステップの一つだが根本的な貧富の格差、雇用問題等の解決をしない限り、この問題の終わりは見えてこないだろう」との見解を示した。

(c)Daily Rag//CNT